上手い教え方ってなんだろう
久しぶりにアンパンマンのアニメを見ました。
たとえばアンパンマンの胴体に、カレーパンマンの頭を付けたら、それはアンパンマンなのか、カレーパンマンなのか、どちらになるのでしょうね。
バカなことを考えるのが好きな中間管理職YAMAKOです。
今回は、「教える」ことについて、つらつらと書きたいと思います。
上手い教え方って何だろう
振り返ってみると自身は教え方を習ったことがないです。
入社して業務を覚えて、そのまま部下が増えていって、気付けば管理職になっていた感じ。1社目も2社目も人への教え方なんて、やってこなかったので、もしかすると多くの中小企業の場合、習わないのかもしれません。
で、どうしているかというと、過去の体験をもとに手探りで教えていっています。
じゃあ教えるのが上手い人とはどんな人か考えてみると、(身近な人を想像すると)こんな感じかなと。
(高校の英語の先生が、教えるの激ウマで、生徒にも非常に人気がありました。イメージするのはいつもそこです)
【上手い教え方】
・目的を明確にして話す
・適切な順序で話す
・教える→例題→教える と教えるの間に手を動かすことを挟む
・板書がきれい
では反対に教えるのが下手な人というと?
(これは社会の先生が当てはまっていました)
【下手な教え方】
・目的が不明確
・順序がバラバラで今どこをしているのか、分からない
・そもそも話が分かりにくい
・相手の言い分を聞かなない
・疑問に思って聞きに行っても嫌な顔をされる
・板書がへたくそ
で、現在は自身は教えるときにだいたいこんな流れをとっています。
1)ゴールを明確にする
2)3ステップくらいのくくりを作って、ステップごとに教える
3)早速やってもらう
4)出来たら褒める
これを繰り返す。そうした中でたまに初期の頃を振りかえる時間をとると、いかに成長しているかに気づいてもらえる気がします。
最近特に注意しているのは、2)かもしれません。
業務工程が多いと覚えにくいので、「とっても簡単!3ステップで覚えられる!」みたいな教え方をしています。
詳しく説明すると、教える前にいったん自分だけで時間をとって、教えたい業務を自分の中で因数分解して、整理しています。
例えば、「制作スケジュールを立てる」ことを教えるのだったら、
・印刷会社のスケジュールを確認する
・他の人のスケジュールを確認する
・エクセルに打ち込む
・関係部署に確認依頼する
・変更点を微修正する
・全体に共有する
みたいに業務が分かれます。
因数分解した業務を似たもの同士で勝手に分けます。
【1】事前準備
印刷会社のスケジュールを確認する、他の人のスケジュールを確認する
【2】入力
エクセルに打ち込む
【3】確認・共有
関係部署に確認依頼する、変更点を微修正する、全体に共有する
で、これを【1】~【3】のかたまりごとに教えていく感じですね。
そうすると、覚えやすいようです。
ただ最近は「3ステップだから簡単だよ~!すぐできるから安心して」なんて言っても「3ステップの中に10個ぐらい項目があるって気づいてるんですよ!笑」みたいな返しを受けますが。(苦笑)
まとめ:教え方の原点
あなたなら、どんな風に人に教えますか?
教えること、で一番最初に頭に浮かぶのは、誰しも学校教育ではないかと思うんですよね。中でも自分が体験した上手い教え方。で、あれいいなって思った人が大人になって次の世代に広めて、その人がさらに成長したら下の世代に広めて。と、世代を超えて受け継がれていく。
そうすると、人にものを教えるのも、何だか面白いもののように思うんですよね。
でわでわ、今日はこの辺で。