OLお仕事日記

日常のこと、副業のこと、お仕事のこと、つれづれと書いています。

男性脳VS女性脳と「プロトタイプの法則」

今回は「プロトタイプの法則」について、ちょこっと紹介します。

”プロトタイプ”と聞くと、試作品を想像するかもしれませんね。

f:id:YAMAKO:20181221073345j:plain

プロトタイプの法則とは・・・

これは製品カテゴリーを的確に説明するイメージ属性は、そうでない属性と比較して評価が高い(ブランドとの関連性が高い)。

 

ちょっと難しいですよね・・・。私なりに噛み砕くと差別化ではなく独自性を目指すべき、と言うこと。

実は、似たブランド同士は重複購入している人が多い傾向があります。アディダスが好きな人はナイキが好き、それぞれ1足ずつ持っている、みたいな感じですね。そうすると、例えば一覧表みたいなものでアディダスとナイキを比較して「ここが違うんですよ」みたいにするよりも、それぞれの良いところを語り尽くすコンテンツだったり、ブランドストーリーだったり、独自性を出した方が顧客からの評価が高い、と言うこと。

 

ちょっと脱線しますが、男性の購買傾向と、女性の購買傾向が少し違うこと、なんとなく感じたことがありますか?

女性は、感情で消費をするので、複数の情報が合わさって、「これ欲しい!」と思ったら購入します。いわゆる衝動買い。だから、違いを際立たせるよりも、欲しいを高める方が有効なんです。対して、男性は複数の商品を冷静に比較して、これが良いと思ってから購入します。「衝動買いした」っていっている男性に、詳しく話を聞くと、ずっと前から欲しかった!(ずっと前からいいと思ってて、調べて尽くした末に買った!)みたいなことを言われます。それ衝動買いじゃないから。

 

だから個人的に思うのは、この法則はどちらかと言うと女性の方が効果があると言うこと。ターゲットを明確にして、相手にあった見せ方で独自性を出していくことでより高い市場の評価を得られるのだと思います。

 

参考書籍

ブランディングの科学 誰も知らないマーケティングの法則11

ブランディングの科学 誰も知らないマーケティングの法則11

 

今回みたいなちょっと変わったマーケティング法則がのっています。難しい本なのですが(苦笑)、読み応えばバッチリでした。