私はコロッケは絶対つくらない。
思い出の味。
自身は、昔食べた母のグラタンだ。
こんなツイートを見つけた。
私はコロッケは絶対つくらない。
— よつば🍀 (@41greengreen) 2019年1月24日
私の大好物は母のコロッケ。
茹で玉子のみじん切りとか炒めたたまねぎ、挽肉の入ったコロッケ。
教えてもらってつくれるようになったけどすごく手間がかかるコロッケ。
夫さんに出したらソースどばーで5秒で食べて反応なし。
私はコロッケは二度とつくらない。
ちょま、、感謝もなくソースドバーッて!
このツイートは自身がみた時点で27,000回のリツイートがついて、62,000件のいいねがついていた。それくらい多くの人が共感していた。
このツイート、自身も共感した。「手間暇かけて作った料理に対する理解のなさ」「いつも料理を作ってくれる感謝」「最初からドバーッと調味料をかける失礼さ」が三重に積み重なっている。ヒエーーー。葉加瀬太郎がピアノの演奏中に、携帯電話で大声で話すくらい失礼な感じ。
コメントもたくさんついていた。
私も同じ経験があって思わずコメントしちゃいます。母の大ぶりのコロッケ大好きで一度作った時、旦那に「はぁー晩飯コロッケかあ。おかずにならねぇんだよな。いらねぇ」って食べる前から言われました。全て踏みにじられた瞬間です。絶対忘れない最悪エピソードです。
— ちなみ (@SK2emG8mmpFmOvK) 2019年1月25日
我が息子をそのようにしないように、調理の様子を見せたり、実際に作らせたりして育てようと思います。
— ナイス with Tiny Baby (@nice1022) 2019年1月25日
我が家はずっと「コロッケは買うもの」でしたが、夫の手作りコロッケを初めて食べて美味しくて悶絶した日を思い出しました。
自分だったらどうするのか、どうやったらこんな悲しい事態を防げるのかをちょっと考えてみた。
・食べる前にストーリーを伝える
先日、知り合いから「お塩」をいただいた。満月のお塩というもので、いただいた瞬間はそのお塩の価値が分からなかったが、詳しく聞くと一気にファンになった!
ーーー(お塩のお話)通常、天日干しや煮詰めて作るのが、湯煎で4日ほどかけてじっくり作った。さらにできた塩の上の方のものだけを集めている。不純物が少なく、味がまろやかになっている。また、それだけではない。干潮か満潮かで塩の味が違うことに気づき、いくつか試した。満潮時のお塩の方が味が良い。そこで満潮時で、かつ満月の日の海水を組み上げ、湯煎でじっくり作った。ーーー
人間とは感情の生き物。その食べ物にまつわるありがたみが分かれば、一気に美味しく感じる。
(ただし、出した相手に料理のストーリーを感じ取る感性がなければ難しいかもしれない。その時は静かに、クックパッドあたりに投稿して、感性のわかる人にシェアでOKだ)
・一緒に作る
相手と自分との価値観を合わせるには、その手間暇を体験してもらうのが一番早いように思う。(一緒に作ってくれる感性の人なら、こんな発言はないかもしれないが)野菜を刻んでもらう・ゆで卵を潰すといったことならやってくれるのではないだろうか。
時間と手間がかかるのが分かると、きっと相手の感謝の度合いも変わってくるはずだ。
(自身は夫に料理を作ってもらう機会が多い。本当にありがたく、甘えているが、感謝の気持ちはもちろん、どんな風に作ったのか聞いたり、感想なんかも言うようにしている。手間をかけて作ってくれているのが分かるからである。)
・諦めて、自分が食べたい時に作る
自己啓発本には「相手は変えられないから、自分の気持ちを変えるしかない」という内容が多い。(私だけそう思うのかな?)
もうここは思い切ってその方向に振り切ってしまってはどうだろうか。
「自分用に食べたい時に作る!」
相手の反応を期待せずに済むので、驚くほどノンストレスになる。
まとめ
ツイートしたよつばさんが、コメントの内容を分類してくださっていた。料理を作る人、作らない人でも反応が違うようだ。
反応を分類
A:作る人
①つくりたいのでレシピ教えてください。(ありがとうございます。いつか必ず)
②コロッケ大好き(私も大好き)
③つくって反応あるうれしい(よかったですね!)
④つくって反応ないor暴言、哀しいor二度とつくらない(センパイお疲れ様です!)
⑤調味料ドバーはやる気なくす(うん)B:作らない人
①知らなかった気を付けよう((*´∀`)♪イイヒト)
②言わなかったお前が悪い(なんで説明すらなく無言で出した設定?)
③こいつめんどくせーな(相手を変えてやろうとかしてないのに?)
④不味かったんだろ(ソースの味しかしねーわ)
⑤これからはきちんと話し合って云々(二度と作らない)
今回、自身は分類Aだったけれども、もしかするとどこかで、ソースをドバーッとかけた夫のような態度だったり、分類Bの態度だったりをしてしまっているかもしれない。(ぞっとする!)良いものは良いと分かる感性だったり、見る目だったりを持てるように自分を磨いていきたいものである。