「びっくりして心臓が止まる」は本当なのか?
例えば急に後ろから話しかけられた時、例えば扉を開けてすぐに人が立っていた時。
びっくりすることはありますか?
自身は鈍いのであまり驚いたりしないのですが、旦那さんが敏感で、1日に1回は驚かせてしまっています。
扉の前に立っていると ガチャ うわー!
後ろに立ってると (振り向いて) うわーっ!!
勉強中にトントンと肩を叩くと うわーっっ!!!
いつか心臓が止まるのではないかと心配になります。
ちなみにマンボーも「朝日が強すぎて・・・」「壁にぶつかることを想像して・・・」「海水の塩分が肌に染みたショックで・・・」と様々な要因で亡くなるそう。恐ろしやストレス。恐ろしやデリケート。
そこで、人間もびっくりして心臓が止まるのか?を調べてみました。
▼「びっくりして心臓が止まる」は本当?
たこつぼ心筋症
たこつぼ心筋症(-しんきんしょう、Takotsubo cardiomyopathy[1])とは、突然発症する左心室心尖部の一過性収縮低下をきたす心疾患のこと[2]。突然の胸痛発作、呼吸困難、心電図変化、心臓壁運動異常などの症候を示す急性冠症候群(Acute coronary syndrome: ACS)と極めて類似した発症形態であるものの、心冠動脈に有意狭窄が無く左室収縮不全を来すことが特徴。左室収縮末期像がたこつぼに似ていることから命名された。日本国外では、transient apical ballooning や stress cardiomyopathy ,broken heart syndrome と呼ばれることも多い[3]。
発症に関わるメカニズムは未解明であるが、ストレスなどによるカテコラミンなどの影響から、微小循環不全に陥りやすい心尖部の機能不全・収縮不全が一因ともいわれている。ノルアドレナリンによる心筋細胞内へのブドウ糖取り込み阻害も研究されている。[9]
(wiki)
たこつぼ?というと変な感じなのですが、ジョークなどではなく、立派な心疾患の一つです。ストレスなどの影響で心尖部の機能不全・収縮不全などによって起こり、急に胸が苦しくなるようです。
別名がストレス心筋症。驚いてドキドキすることによるストレスは侮れません。
海外の話では、遊園地でジェットコースターに乗った子供や、強盗被害にあった時などさまざまなストレスが要因で起こっているそうです。
「死ぬほど恐ろしい」は比喩ではありません。
▼意外と多い、びっくりしやすい人
HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)と呼ばれる
びっくりしやすい人はHSP(Highly sensitive person)と呼ばれ、人口のうち15〜20%の人が該当するそうです。
ハイリー・センシティブ・パーソン(英: Highly sensitive person, HSP)とは、生得的な特性として、高度な感覚処理感受性(あるいは、カール・ユングの造語で言えば生得的感受性[1][2])を持つ人のこと。共通して見られる特徴として、大きな音、眩しい光・蛍光灯、強い匂いのような刺激に対して敏感であることが挙げられる。HSPはしばしば、豊かで複雑な内的生活を送っているという自覚をもっている。
(wiki)
この特徴がある人の場合は、感受性が強い分、人からの良い影響もより吸収することができるそうです。
プチテストもあったので、興味がある方はお試しを。
▼まとめ 敏感なのも個性の一つ
今は情報量が多い時代って言われますよね。(まぁ事実そうなんでしょうけど。)
CGを活用した怖い映画があったり、衝撃的な動画が拡散されたり、乗り物がどんどんスリリングになったり。驚いたり、恐怖を感じたりしやすい人にとって、刺激が強すぎる世の中のように思います。
こちらが冗談のつもりでも、相手にとっては予想以上にストレスがかかっていることもあるので、相手のタイプを考えて接するのが一番と思いました。
(早速明日から、びっくりさせないように、もっと気をつけようと思います♪)