映画「キングダム」、特に本郷奏多さんが激似過ぎたのです。
「キングダム」の実写映画を見てきました。
もう想像以上に良くて・・・ストーリー、演出、音楽、どれをとってもキングダムの世界観にぴったりでした。原作を知らなくても楽しめますし、原作ファンの人はより一層楽しめる内容でした。特に本郷奏多さん演じる成蟜がに過ぎてて、もう本人にしか見えません。笑 キングダムの映画を少しレビューしていきます。
▼内容
ネタバレになるので、あまり詳しくは書きませんが、政と信が出会い、楊端和と一緒に咸陽を奪還するところまでのお話になります。
もちろん、ストーリーを端折ることなく、ひょうと信が出会い一緒に修行するあたりから話が始まります。
▼キャスト
どの人物も激似でした!格好もそうなのですが、きっと現実にいたらこんな表情するんだろうな、みたいな目線だったり、仕草をしたりするんですよね。だからだんだん役の人にしか見えなくなりました。
個人的には成蟜役の本郷奏多さんが一番ハマってたと思っています。役者さんってすごいですね。
信(山崎賢人)
山崎賢人さんはアクションの練習はもちろん、炭水化物を抜いて肉体改造まで行なったそうです。アクションすごく良かったですし、想像していた信よりも山崎賢人さんの信の方がイケメンでキングダムがより一層好きになりました。
嬴政(吉沢亮)
ひょうと嬴政は吉沢亮さんが演じています。1人2役をこなすにあたり、パッと見てどちらかわかるくらい演じ分けようと表情や仕草を工夫したそうです。確かにひょうは笑っているイメージがあるのですが、嬴政はほぼ笑わず常に厳しい・引き締まった表情に落ち着いた歩き方をしています。
見事な演じ分けですね。後半で楊端和と一緒に咸陽にのりこむシーンは胸があつくなります。
成蟜(本郷奏多)
この激似感!伝わりますかね。眉間にシワを寄せて、皮肉げに笑う表情をこれほどうまくやるのは本郷奏多さんしかいない気がします。
実は漫画では、成蟜はこのあと呂不韋にはめられてしまいます。その時にはめちゃくちゃイケメンな役で出てきます。今回は悪役のところまでなのですが、まだまだ奥の深い人物です。続きがあるなら、本郷奏多さんに引き続き演じて欲しいですね。
楊端和(長澤まさみ)
う・・・美しすぎる・・・!長澤まさみさんと言えば、美人というよりも可愛い感じの女優さんだと思っていたので、楊端和は合わないのでは!?なんて思っていたのですが、いい意味で予想を裏切られました。ハマっていた役者ランキングとかで1位だったはず。
この楊端和衣装にも要因がありますね。実は腕と太ももががっつり出ている鎧で、楊端和が剣を振るうたびに、長い手足がチラチラと見えます。
▼まとめ
先日、かねてより酷評の「進撃の巨人 実写版」(映画)を見ました。覚悟を決めて前編・後編といきました。
衣装の感じや役者さんはそんなに違和感なかったのですが、原作と世界観やストーリーが全然違いました。(これは言い出すとキリがないので、このくらいにしますが・・・)進撃の巨人の外伝みたいな位置づけならまだ見れなくもないのですが、進撃の巨人の映画版だという位置づけだと、全くありえない作品でした。
ですが、今回のキングダムはめちゃくちゃよくって。翔んで埼玉につぐ今年のヒット。骨格となるお話は全て残してあるのに、説明的なセリフは少ないですし、場面もうまく切り替わって飽きません。キャストと脚本が素晴らしいです。そこに本場中国のスケール感や、アクションの要素が組み合わさっていて、ファンだけでなく、初めてみる人も引き込まれるような話になっています。ちなみに自身は前半30分くらいで泣き始めて、途中からやばいことになりました。
まだ始まったばかりなので、興味がある方は是非是非。