ハンドメイドアイテムが流行る理由を考えてみた
先日ホビーショーに行きました。ハンドメイド用のドライフラワーが格安で購入できたり、普段体験できないようなワークショップが材料費くらいの金額で受けられたり、すごく楽しい展示会でした。
ハンドメイドって、好きな人が限られるので、正直そんなに混んでないだろうと思っていました。でもこれは全く検討違いで、入場30分前には長蛇の列が・・・。10列くらいで何十mに渡って入場待ちの待機列ができていました。
いざ会場に入っても熱気がすごい。めちゃめちゃ盛り上がっていました。こんなに市場があったんですね。
流行る理由を考えてみました。
工作の進化はすごい!
自身が小さかった時は、布で作る花とか、貝殻にちりめんを貼ってみる、とか割と渋い工作ばかりだったように思います。ただ、今回ホビーショーで作ったのはハーバリウムに、ジュエルソープに、水彩画のギフトボックスに、とちょっと様子が違いました。
特にハーバリウムは、ドライフラワーと専用のオイルがあればできるのに、ギフトにできるくらい素敵な仕上がりになりました。
同じくらいの時間と労力と予算でめちゃくちゃオシャレなアイテムになって達成感がすごいのです。
技術が進歩して、仕上がりのクオリティが自然と上がるからこそ、大人もどんどんハマっていくのだと思います。
手軽に売り買いができる
これまでは個人で作ったら、自分で使うか、身近な人にあげるなどしか、選択肢がありませんでした。手作りする人は少数派だったように思います。でも今は、メルカリに、ミンネにと、作った後に手軽に販売することができるようになりました。
これも作った後の楽しみの一つだと思います。
さらにインスタで写真をシェアすることだって簡単です。
こうした、手軽に売り買いできる仕組みが整ってきたのもハンドメイドブームの後押しになっているのだと思います。
工作自体が楽しい
最後はこれに尽きます。(笑)
仕事に必要がないから、時間がないから、と全然工作をしてきませんでしたが、久しぶりに水彩画を書いたり、ハーバリウムをしたりすると、図工の授業のように無心で取り組め、とてもワクワクしました。
やり始めるとどんどん凝ってしまいます。少しずつ出来上がっていく過程や、自分が作ったものが予想以上に可愛くって、人からも褒められたりするとすごく嬉しかったりします。
ハンドメイドアイテム、会場でも作りましたし、余った材料を使って自宅でもいくつか作りました。
ドライフラワーをレジンで固めた簡単なものですが、昔ビーズで作ったピアスよりもめちゃくちゃ可愛く作れました。
まとめ
子供の頃はお小遣いが少なく、ビーズをちょっと買うのもためらっていました。300円だって高いわけです。でも今は、1000円の工作キットを一式買ったり、何百円もするドライフラワーを購入できたり、あの頃にはなかった「お金」という魔法の杖があります。
浪費に近い消費行動なのかもしれませんが、こうした趣味があることで、人との繋がりが増えたり、知識が広がったり、興味関心の幅が広がるように思うのです。
大人になってからの趣味はまだ少ないのですが、折角この年齢になったからこそ、魔法の杖を存分に使って(苦笑)、趣味を増やして、自分の引き出しを増やし続けて行きたいと思いました。