いい意味で、は魔法の言葉なのか?
会話で「いい意味で」って使いますか?
いい意味で変わってるよね、とかそんな文脈です。
「いい意味で」をつければ、どんな悪口でも許される みたいな風潮があって、それを以前水曜日のダウンタウンという番組で検証していました。
いい意味で器が小さい
いい意味で面白くない
いい意味で口が臭い
!?
いやいやどこがいい意味!?みたいなパワーワードのオンパレードでした。
さてさて、結果はというとやっぱり怒られるんですけど、みんな「いい意味で」をつけるとどこがいい意味なのか考えちゃうんですよね。
この いい意味で が成立するのって、いい意味が含まれると双方が認識している場合だけなんじゃないかと気づきました。
例えば「いい意味で」個性的
→いい意味 他の人とは違っていて、そこがいいよね。
悪い意味 他の人と違っていて、そこが悪目立ちしているよね。
二つの意味がある場合、悪い意味に勘違いしないよういい意味でをつける、といった具合です。
そうして考えると、いい意味で口が臭いとか、いい意味で器小さいとかは、どうやって言葉を重ねても、いい意味があんまりないんです。もう悪口ですね。笑
でも聞いた方は自分が知らない「いい意味」があるのかとちょっと考えて、結果素直に悪口だととらえることができなくなるのではないかと思います。(考えすぎて、オブラートに包んで伝えようとしてくれてるんかな、、、みたいに)
魔法の言葉[いい意味で]。あなたならどんな風に使いますか?
今日はこの辺で。