OLお仕事日記

日常のこと、副業のこと、お仕事のこと、つれづれと書いています。

知らなかったら怖い話を学ぶ(不動産図書レビュー)

連休最終日の今日はひたすら書籍を読んでいます。

今日は書籍レビューまつりです。

 

■不動産を「高く売る」ために知っておきたい大切なこと 
不動産を「高く売る」ために知っておきたい大切なこと 不動産売却・相続・空き家問題を解決する!

不動産を「高く売る」ために知っておきたい大切なこと 不動産売却・相続・空き家問題を解決する!

  • 作者:露木 裕良
  • 出版社/メーカー: 現代書林
  • 発売日: 2016/12/06
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

▼ あらすじ

ネタバレにならないように、こちらもサラッと書いていきますね。

・「片手取引」「両手取引」ってわかりますか?

仲介をしてくれた不動産屋さんへ手数料を払う際、売り主or買い主のどちらかからのみ受け取ることを「片手取引」といいます。

売り主and買い主両方から受け取る場合を「両手取引」といいます。

仲介する不動産屋さんからすれば、同じ手間で売上が倍になるので「両手取引」の方がよいです。そのためには、別の仲介業者を挟まず自分たちで買い主を見つけてくれば買い主からの仲介手数料と、売り主からの手数料を受け取ることができます。

つまり・・・ほかから引き合いが来ても「断り」自分たちで物件を囲い込みます。その上で、買い手が現れない、といって値段を下げるよう売り主に進言し、安くします。そうした上で、知り合いの業者に売却。さらにその知り合いの業者が土地を分割して売買し、そこを仲介すればもとの8倍もの手数料をとることができます。

どんなにいい人そうな雰囲気を出していても、実際は自分たちの利益を一番に考えているので知識をつけた上で売却していく必要がある・・・といったことです。

・昨日内見に外出したときに、せまい土地をさらに分割し販売しているのを見かけました。もしかしたらこのパターンなのかもしれません。

・レインズは一般の人には見れませんが、こうしたサイトなら過去の売買事例がみれます。自分たちの売却価格が妥当なのか判断することができます。

国土交通省 土地総合情報システム

https://www.land.mlit.go.jp/webland/servlet/MainServlet

 

出口戦略にもこんな落とし穴があるとは・・・肝に命じて置きたいと思いました。

 

■知っていなければ助からない不動産投資の落とし穴
知っていなければ助からない不動産投資の落とし穴

知っていなければ助からない不動産投資の落とし穴

  • 作者:牛島 浩二
  • 出版社/メーカー: 現代書林
  • 発売日: 2017/06/02
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 ▼あらすじ

・土地活用をしたい、と思っている人に、営業マンが「収益不動産を!」と提案しにきたとします。ですが、本当にそこに収益不動産を建てるのが良いのか、じっくり考えることが大切だと書かれています。

営業マンは自分たちの利潤を追いかけているので、地主に自分たちの商品を売ることができればゴールです。巧みな話術で話を持ってきます。

でも実際は、需要がない土地だったり、ずさんな工事だったり、で地主は建物を立てたら損になることも。土地がガタガタした狭い土地なら駐輪場でも良いのかもしれません。

・地盤改良工事などが別途概算となり見積もりに入っていないことがあるそうです。ただ実際には、どれくらいかかるのかわかっているそうです。概算とすることであとで利益を載せやすくしているそうです。

 

大手だから、ブランドがあるから、と信頼するのではなく自分でしっかりと考えて行動することが抑止につながりそうです。

 

今回の2冊は失敗事例・落とし穴といった教訓になりそうな書籍でした。こうして先人たちがたくさんの失敗例を公開してくれているので、一冊でも多くの書籍を読み学んでいきます。

 

それでは今日はこの辺で♪