三峡ダム、知っていますか?
中国にある「三峡ダム」。調べれば調べるとほど興味深いです。
さんきょうダムと読みますが、最強ダムといった呼び方がしっくりくるほど……。
▼三峡ダムとは?
中国の長江中流にある巨大ダムです。1993年に着工し16年もの月日をかけてつくられました。
世界最大(水力発電総量)の重力式コンクリートダムである三峡ダムは、総貯水量が約393億立方メートルで、黒部ダムの約200個分あり、湛水面積は琵琶湖の約1.6倍、距離にして約570キロメートルあり、東京から姫路まで達するほど。これひとつで、東京電力の家庭用の総発電量に相当する能力を持つというから、想像を絶するほどの巨大さだ。
先日黒部ダムに行きましたが、非常に大きく雄大で、自然と人の力との力比べの壮大さを感じました。それの200個分って。中国はすべてのスケールが想像を絶します。
このダムが最強だと思ったのはこちら。
三峡ダムがこんな状況になってたとは知りませんでした。元のダムの境界と思われる付近に線を引いてみましたが、最大60mくらい下流に動いてるかもしれませんね。画像の1目盛50mです。これはもう決壊も時間の問題ですね。逆にまだ耐えてるのが不思議な感じです。https://t.co/uKrFgmYBm8 pic.twitter.com/Q7FyAW4bre
— ZF ⚡ (@ZF_phantom) 2019年3月4日
建設中に役人の横領があって中身がスカスカだの、ひび割れがあるだの調べれば調べるほど話題が出てます。汗
三峡ダムが決壊すれば、その下流の南京、上海などの大都市は大打撃をこうむります。6億人もの人に被害が出るとか。スケールが全然違いますね。
そしてこの6月に中国で豪雨があり、水位が上昇。放水などのコントロールにより決壊や溢水を免れたそうです。
【サンモニで三峡ダム放水被災を報道】関口宏「今後更なる雨で流入量が増えるとして中国当局が警戒を強めている。これもしものことがあったら大変なことになる」#サンデーモーニング
— たかりん。7 新垢🎌 (@takarin___7) 2020年7月26日
やっとまともに取り上げられた。しかし大変なことというのはダム決壊なのだが、それは言わないのですね! pic.twitter.com/wfZP92OOrL
調べると、三峡ダムがあることで水害の被害が少なく抑えられている、非常に頑丈なコンクリートで作られているため耐久性がある、壁の位置のずれは許容範囲であることなども出てきます。
ここ数年日本でも水害の話が毎年出るようになりました。これからも世界的に豪雨が起こるのではないでしょうか。自然の力の前に人間がどこまで立ち向かえるのか、今後も目が離せません。