社長の本。
小さなメーカーに勤めているのですが、ありがたいことに、この4月からチームのリーダー的なことを任せていただきました。
毎日四苦八苦です(苦笑)。先日、デスクに戻るとこの本が置いてありました。
なんか空気を読んでそのままかりることにしたのがすが、これが結構面白い。
(書籍より引用)
本書「リーダーはリーダーは“空気”をつくれ!」は、タイトルの通りリーダーがチームを運営するにあたって、「空気づくり」がいかに大切かをテーマにしています。
その成功法則はなんなのか……
唯一共通していることがありました。それは「空気」です。優れたリーダーのチームはいずれも「空気がいい」のです。
「空気」とはチームの雰囲気、ムード、やる気、緊張感などを含めた総称と言えます。
仲が良いだけではだめで、ちゃんと注意して高めあえる一定の緊張感が必要。業績が悪い時には現場任せにはせず強いリーダーシップが鍵。など、じつに耳の痛い言葉が書かれていました。
読み進めていくと、上にも下にもドッグイヤーがついていて、表紙はちょっと傷んだ感じでした。
社長が何度も読んだのだろうな、と想像しながら読みました。
特に沢山印がついていたのがこの項目。
リーダーの「なぜできない?」はイジメと変わらない
例えば入社したての社員を部下に持つと、なぜこれができないのだろう?ということができないことって誰しもあるのではないでしょうか。
電話とれないとか、計算ミスとか。
そういったときに考えるのは、どうしてできないかじゃなく、「どうやったらできるようになるか」であると書かれています。そして一緒に考えていくのがリーダーの役割であると。
また、その際の情報発信のポイントは「YOU」ではなく「I」の発信。
あなたは●●ではなく、わたしはあなたを●●。という表現。
これをしていくと、ぐっと変わってくるそうです。
確かに失敗したときに、こんな風に対応されるとモチベーションあがりますね!
個人的に思うのは、どんな仕事にしても、行動を起こすのは本人であって、周りの人ができるのはその手助けぐらい、ということ。
(もちろん周りの手助けがちゃんとあることに越したことはないのですが。)
技術が足りない、経験が足りない、時間が足りない、予算が足りない。
全ての仕事ってそういうことばかりじゃないでしょうか。
じゃあ、どうするのか?
考えて周囲を巻き込んで、1つ1つ解決していくしかない。
本人のやる気とアイディアと行動力。
だからこそ、仕事で上司ができることは、本人が頑張るためのモチベーションをあげること。それが何より大切なのではないかって思っているんです。
周りへの「おぜん立て」とか「モチベーションが上がるような声掛け」とか「空気づくり」とか、そういう小さなところから。
まぁ、まだへたくそなので、こうして勉強しているのですが・・・
この本は大いに勉強になりました。
さすが社長の本。
こっそりAMAZONで自分用にも購入して、今日は終わります。
でわでわ。