年賀状「出す」「出さない」。どちらが良いのかを考える
「年賀状を出す派」「出さない派」どちらでしょうか?
友人で「年賀状をやめる」という人が一気に増えました。
ツイッターでもそうした書き込みがちらほら。ホリエモンの本「多動力」の中にも無駄の極みみたいに書かれています。
作る手間も、送るお金もかかる割に、なくなって直ぐに困るものではないですからね。
なんだったら、年賀状を作る時間があるなら、今日の夜ご飯をちょっと凝ったビーフストロガノフあたりに変える方が、よっぽど有意義なのかもかもしれません。
事実、先日会社の先輩と話をしていると「去年から年賀状をやめる宣言をしたんですよ!もうほんとスッキリしました!」と。この時の表情がなんとも清々しい表情で(笑)。本当に面倒だったんだ、と感じました。
LINEや Facebookで済みますもんね。
考えてみると、自分の手元に届く=住所がバレてる!と思うとちょっと怖くもあります。
そんなに言っていますが、でも私は年賀状の是非を問うなら、声を大にして「いいものだ」と言いたい。
疎遠になった人を身近に感じる。
今日は年賀状を作りました。
会社用は作らずに、古い友人達と祖父母たち用に。
去年の年賀状を出してきて、住所を確認。「子供ができました」「引っ越しました」なんて。
普段のやりとりでは分からないちょっとした近況を見ると、その当時の思い出が蘇り、なんとも言えない暖かな気持ちになります。
1年ってあっという間です。でも心の距離はたった1年でも思った以上に開いてしまうんじゃないかって思うんです。そして2年がたち、3年がたち、としているとあっという間に他人になっていきます。
人と縁を作るのに1年かかるなら、たった1枚年賀状をやりとりするだけで、細く長く繋がっていけるのは案外悪くないと思うんです。(もちろんそれ以上にやりとりしていればいいのですが)
簡単に作れる
私が子供の頃は「プリントゴッコ」が主流でした。
電球がピカッとなって版を作るやつです。何枚も刷っているとインクの混ざり具合が変わって、色味が少しずつ変わって変な色になったり、手にベタベタとついたり。
今ではAmazonで20000円で売っていました。(逆に高い!)
一方今年は、シマウマプリントで作成。
かかった時間はトータルで60分!
いやはや、実に早い。
住所録の整理に40分ほど、あとはポンポンポンと指定の通りに選んで行くだけで簡単に完成。オシャレなデザインもたくさんあって、いいですね。
一年を振り返るきっかけに
写真を使おうと思って、2018年1月から写真を探して見るも、ほぼさっぱり。
来年はもっと写真をとろう。(苦笑)
まとめ:送りたい人にだけ、絞って送るのが一番
矛盾するかもしれませんが、送る必要があまりなかったり、煩わしいと思う相手には、自身も年賀状を送っていません。
「なんで今年は送ってくれなかったの?」「年賀状、当たり前でしょ」
自分の距離感と合わない人とのやりとりは消耗しますし、ちゃんと説明してもどこまで行っても平行線なんじゃないでしょうか。(疎遠になっていいと思う)
送らなくなって枚数が減った分、時間もお金も節約になります。かつ送りたい相手によりちゃんと年賀状を作ることができます。
付き合いでではなく、コミュニケーションの一つの形として年賀状を残して行く。
そんな在り方も、良いのではないでしょうか。