コピーライティングの「PASONAの法則」は、やっぱり偉大だと思う
マーケティング系のお仕事をしているので、マーケティングの法則なんかもブログに書いていこうかと思います。
売れる文章とはだいたい「PASONAの法則」に従っている
ダイレクトマーケティングのコピーライティングといえば、だいたいこんな流れではないでしょうか?
例:ダイエットサプリの広告
「最近いつものズボンがきつくなった、お腹が出て来たと感じることはありませんか?」
「原因は加齢。年齢とともに代謝が悪くなり、体重が落ちにくい体質に変わって言っているから。以前と同じ暮らしのままだと、生活習慣病や動脈硬化などのリスクも。」
「そんな方に紹介したいのが●●と言うサプリメント」
「限定●●名に先行して試していただいたところ、こんな効果が!」
「体験談」
「どうしてダイエットに効くかと言うと、こういう成分が入っているからです」
「有名な●●さんも絶賛」
「生産数が限られるため、今すぐお申し込みください」
みたいな感じ。
これは実はほぼ公式に当てはまっています。
「PASONAの法則」の解説
P Problem「問題点の明確化」
A Agitation 「問題点を煽り立てる」
SO Solution 「解決策を示す」
N Narrow down「対象客や期間を限定する」
A Action「行動を呼びかける」
売れる文章とは、「どううまく表現するか」ではなく、「何を」「どの順番で言うか」で決まる。「どううまく表現するか」は作家の仕事。商人は「何を」「どの順番で言うか」の方が重要だ。「何を」「どの順番で言うか」を法則化したのがPASONAの法則である。
「PASONAの法則」に乗っ取るとこんな文章
P Problem「問題点の明確化」
今は少しでも家計を節約したいですよね。でも保険が、住宅の次に大きな出費となっていることをご存知でしたか?
A Agitation 「問題点を煽り立てる」
しかも10世帯のうち、9世帯までが、支払わなくてもいい保険料を支払っているのです。その費用を支払い続けるために、余計に生じる費用は年間3万円。10年間で30万円以上に上ります。
SO Solution 「解決策を示す」
その30万円を簡単な手続きで取り戻す方法があることをご存知ですか?大変有利な方法なのですが、あまり政府のPRが行き届かないためにほとんどの家庭が知ることがありません。この方法を誰にでも分かりやすく解説したレポートをただいまご希望の方にお配りしております。
N Narrow down「対象客や期間を限定する」
このレポートは誰にでもお役に立てるわけではありません。しかし●●な方、●●な方にはお役に立てます。
A Action「行動を呼びかける」
部数が限られていますので、今すぐお申し込みください。
これを提唱したのは、神田昌典さん。コピーライティングの本がたくさん出ています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
怪しい通販会社やweb広告で一度は目にしたことがあるように思います。(苦笑)
この法則のすごいところは、どんな商材であったとしても応用が効くところと、慣れれば誰でも簡単にかけてしまうところ。
「売りたい、でも書けない」という人は、神田さんの本がすごくオススメですよ。
伝説のコピーライティング実践バイブル―史上最も売れる言葉を生み出した男の成功事例269
- 作者: ロバート・コリアー ,神田昌典,齋藤慎子
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
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