OLお仕事日記

日常のこと、副業のこと、お仕事のこと、つれづれと書いています。

UR住宅って何?という人に、実際に住んだ感想を書きます。

UR住宅に住んで3年半近く。住み心地が良く満足しています。こうしたお話をすると、URって何?と行った話に。今回はURについてちょこちょこ書いていきます。

 

▼URとは?

URとは、独立行政法人都市再生機構(英: Urban Renaissance Agency、UR)の略で、大都市や地方中心都市における市街地の整備改善や賃貸住宅の供給支援、UR賃貸住宅(旧公団住宅)の管理を主な目的とした、国土交通省所管の中期目標管理法人である独立行政法人である。前身は日本住宅公団

2004年7月1日、都市基盤整備公団(通称:都市公団)と地域振興整備公団の地方都市開発整備部門が統合され、設立された。運営形態、業務範囲などは独立行政法人都市再生機構法によって定められている。主な収益はUR賃貸住宅の家賃収入や市街地整備による土地の売却益である。主たる事務所は神奈川県横浜市にある。(wiki

 つまり国土交通省から独立した行政法人です。大規模な団地から、都心部の高層タワーに到るまでUR賃貸住宅として管理されています。世界最大の大家とも呼ばれるそうです。

以前URを内見した際に聞いたのは、再開発を行った土地に大規模団地を作り若いファミリーを誘致、地域の活性化を目指していると聞きました。

なので、大規模な団地をみると、これはUR団地かな・・・?とチラチラと見てしまいます。

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こんな感じの団地はだいたいUR
▼入居条件

・あき住戸への入居は原則先着順。

・保証人は不要。

・年収または貯蓄の規定があるが、家賃1年以上と敷金を前払いすることで入居可能。(意外と知られていませんが、この基準月収額のハードルが高いです。年収が満たない場合、家賃額の100倍の貯蓄があれば住むことができます。)

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年収規定
▼実際に住んでみて良かったところ

・広い!

これが一番ですね。今は別のURに越していますが、もともとヌーヴェル赤羽台に住んでいました。新築・駅10分以内・2LDK(70平米以上)のマンションが16万近くで住めました。

広い場所で、駅近を探すとどうしても家賃が高くなります。値段を下げて調べるとボロ物件だったり、手入れが行き届いていない物件だったり。でもURは再開発エリアにファミリー層を呼び込むための物件だからか、広くて手頃な物件が多かったです。駅から遠い物件であれば、同じくらいの広さで10万円以下もゴロゴロあります。広さが欲しい人にはぴったりですね。

・初期費用が敷金のみ&引き継げる

初期費用が敷金のみなのは有名ですよね。さらに、この敷金はURからURの引っ越しであれば引き継ぐことができます。

なので、我が家のお隣さんは暮らしに合わせて、上の階から引っ越してきたとおっしゃっていました。暮らしに合わせて移動しやすいことも良い点だと思います。

・建物がちゃんとしている

どこのURでも建物は割とちゃんとしています。分譲住宅よりちょっと劣るところもありますが、防音もしっかりしていますし、排水溝の手入れや、共用部の植物の手入れなども行き届いています。住み心地はとてもいいです。

・その他

都心で物件を借りようとすると、いいところってすぐに埋まってしまう傾向があります。ほとんどの場合仮押さえってできないですし、できても数日ではないでしょうか?その点URは内見の際に仮押さえができ、確か2週間ほど待ってもらえます。なので、気に入ったものがあれば仮押さえし、その間に(思い残すことがないように)ギリギリまで物件を探すことができます。

個人的にはこのメリットが一番大きいように思っています。

 

▼まとめ

URはとっても住み心地がよく、多くの人にオススメしたい住宅です。ただ一方で、入居に当たる年収額のハードルや、保証人不要故に外国人が多い、都心であれば家賃もそれなり高いなどのマイナス面もあります。

なので、お家探しをする際の一つの選択肢として考えて見るといいのではないかと思いました。