はじめての内見を振り返る(不動産投資)
今日は埼玉県の郊外にある「一戸建て」の内見に行ってきました。
賃貸ではなく購入を検討しています^^
今回がはじめての内見です。ただ結果は「見送り」としました。
一戸建てといえば、数千万円かけて建てるイメージですが、今回見てきたのは築51年で古家付きの「土地」として販売に出ていた物件です。
価格はなんと680万円!(ちなみに近隣の新築は2500万円前後)
▼物件概要
・埼玉県(京浜東北線の駅・乗り降り者は1日50000人超え)
・徒歩20分以内(近くに小学校・スーパー有り)
・2階建ての木造一戸建て
・駐車場なし 土地面積約35平米、再建築可
・築50年超え
▼事前情報
・この物件を見に行くにあたり、駅前で口コミのよい不動産屋さんにこのあたりの賃貸需要を聞いたところ、徒歩20分以内なら単身者の需要があるとのこと。
・昔、ここがどんな土地だったのかを調べると「田んぼ」でした。市のハザードマップで見てみると、水害被害エリアには該当するものの水は早めに引くエリアのようです。
過去貸家として出していたそうで、その際は55,000円だったそうです。(今このまま貸すなら50,000円くらい?)
そうすると、もっと安く購入でき、物件をきれいに手入れできるなら「有り」かも?と思い内見に行きました。
▼感想
・築50年超えにしてはきれい!
・ただ建具は塗装とか入れないと厳しそう。
・窓などは全部ちゃんと開く。
・水道管も大丈夫そう。(水が出た)
・トイレは隅付きタンク。汲み取りではない。
・お風呂はアルミ製。小ぶりだがバランス釜ではない。
・ベランダはしっかりしてる。
・凹み?傾き?が一部にある。地盤の問題なのか、建物なのかは判断つかず・・・
・外壁は大丈夫そう。
・雨漏りはなし。
・スーパーは近いし、近隣に嫌悪施設はなさそう。静か。日当たりOK。
大枠悪くないと感じたのですが、自身にとって厳しいポイントが2つありました。
・不動産屋さんと話して知ったのがこのあたりの銀行は「土地面積が40平方メートル以下は融資がつかない」ということ。そうすると最後に土地として再び売却できる可能性が低くなること、自己資金をかなり消費することから、今の自身では厳しいと感じました。
・また近隣に団地があり、そこで低価格で同じくらいの平米数の区分マンションが賃貸として常に供給されているので、初心者の自身が始めて入居者がつくのかどうか懸念が残りました。
不動産屋さんは初心者の自身にも本当に親切で、印鑑も持っていたので買付証明もすぐに出せるくらいの気持ちだったこともあり、この不動産屋さんから買えずとても残念な気持ちになりました。ただ、焦る必要はないと気持ちを立て直し物件をあとにしました。
▼反省点
・物件を前にして、そこを自分が買って修繕していくイメージがあまり持てませんでした。条件が良かったとしても買えなかったのではないでしょうか。自分のリスク許容度が思っていたよりも低いからではないかと感じています。ここまでやってきたのに、できない自分にとても落ち込みました。
・あれほど、あれほど「ここを見よう!」とピックアップしていたチェックリストは焦ってほとんど活用できませんでした。(せっかく買った水平器。出番はわずか1回)
・外壁がきれいそうだったので、そのままチェックしていませんでした。丁寧に見ておけば傾きの原因に近づけたかもしれません。
千三。1000の物件の3つしか本当にいい物件はないそうですね。素人ができることを考えて、少しずつ進むしかないと自分を奮い立たせて明日もコツコツがんばります。。。