OLお仕事日記

日常のこと、副業のこと、お仕事のこと、つれづれと書いています。

100%の自己開示にはかなわないと思ったお話

今日は3月2日。

会社に新人さんが入ってきた。

新人といっても年は30代半ばのちょっとぽっちゃりした男性。沖縄の人のような独特の彫りの深さがある顔立ちだった。

「僕は同業界で10年ほど努めてきたのでお役に立てる知識もあると思いますが、まずはゼロベースでがんばります。」

朝10時の朝礼で、当たり障りのない社会人としてきもちの良い挨拶だった。

「ただ、実は先日離婚しまして、今は一人で東京に戻ってきました。だから公正証書の書き方とか、みなさんにお伝えできることもあると思います。分からないことがあったらぜひ聞いてください。これからどうぞ宜しくお願いします」

こんなあけっぴろげな挨拶をした人を見たことがない。ここまで取り繕わない人は絶対にいい人に違いない!と、温かい拍手に包まれた。

 

これを言う人は絶対悪い人じゃない!というワードがいくつかあるように思う。

自身がよく聞くラジオでもこんな話が出ていた。(どんぐりFM)

「図書館で本を借りているって言ったらそれだけで、

(自分が面接官なら)最終面接まで行けるよ!」

「確かに!本を借りて期限通りに返していたら、絶対にいい人だと思う」

 

素直であること、節約家であること。この辺りが良い人に思われるキーワードのようだ。こんな人がきっと成功するのだと思う。

 

自身だったら、「マスクがお店にないので、最近は手作りしています。でも下手くそだったので今はまだ恥ずかしくてつけられません。」だろうか・・・。

今の自分であれば、新人さんの足元にも及ばない気がする。