OLお仕事日記

日常のこと、副業のこと、お仕事のこと、つれづれと書いています。

伊勢湾台風がやばすぎる…。

九州に次々と台風が近づいています。

今度の台風10号は、もしかすると過去ワーストケースに匹敵するほどの勢力で上陸するかもしれません。

1日(火)の段階でのコンピューターシミュレーションの予測では、最も悪いケースで中心気圧920~930hPaでの上陸が想定されます。1951年以降の統計で、最も上陸時の気圧が低かったのが、1961年の「第2室戸台風」で925hPa、その次が1959年「伊勢湾台風」の929hPaと、こうした台風に匹敵する勢力です。

出典:ウェザーニュース

f:id:YAMAKO:20200902194802j:plain

もっとも中心の気圧が低いのが第二室戸台風、そして次が伊勢湾台風。この伊勢湾台風が特に甚大な被害を出したそうです。どれくらいの規模だったのか、もう少し調べてみました。

伊勢湾台風

伊勢湾台風(いせわんたいふう、昭和34年台風第15号、台風195915号、国際名:ヴェラ/Vera)は、1959年(昭和34年)9月26日に潮岬に上陸し、紀伊半島から東海地方を中心にほぼ全国にわたって甚大な被害をもたらした台風である。伊勢湾沿岸の愛知県・三重県での被害が特に甚大であったことからこの名称が付けられた。死者・行方不明者の数は5,000人を超え、明治以降の日本における台風の災害史上最悪の惨事となった[2]。

伊勢湾台風よりも第二室戸台風の方が威力がありましたが、この台風は強い勢力のまま本州を横断。その際愛知で高潮が発生し、堤防が決壊。これにより名古屋市の1/2が水没し、被災者は531,440名にのぼったそうです。

名古屋市から公式動画が出ています。白黒の映像ですが当時の様子がよくわかります。


【名古屋市公式】伊勢湾台風の記録(昭和35年制作)

名前は聞きますが、ここまでの被害だったとは…。こうした災害があったことを風化させないためにも動画で残っているのはとても貴重だと思いました。

 

災害対策について定めた災害対策基本法は、この伊勢湾台風を教訓として成立したそうです。今年もこれから台風が続きます。ニュースをしっかり見て備えていきたいと思います。