鬼滅の刃22巻、伊黒小芭内がカッコ良すぎた…。
先日発売された鬼滅の刃22巻を読みました。
これが最終巻と思っていたのですが、すごくいいところで次の巻へ。
鬼滅の刃のアニメが始まってから一気にハマった口です。ハマった理由は敵味方含めて掘り下げて丁寧に背景が描かれることで、キャラクターに共感しているからだと思っています。(あかざ編は泣きました)
22巻では伊黒小芭内について掘り下げて描かれていました。
ここまでほとんど見せ場がなかったので、ただイヤミな印象だったのですが、こんなの見たら好きになってしまいます。(かっこよすぎた)
ネタバレ要素も入ってくるので、まだ読んでいない方はぜひ本編を読んでから・・・。
▼伊黒小芭内の過去
22巻より
・蛇のような女の鬼につかえる一族の子供として生まれた。鬼が殺した人から金品を奪い繁栄した。鬼への見返りとして、赤ちゃんが生まれたら差し出していた。
・本来は伊黒小芭内も鬼に捧げる予定だったが、女の子しか生まれなかった家系で370年ぶりの男・かつ片目の色が違うことで、食べられる部分を増やしてから食べるため生かされた。
・成長してくると、口元を蛇のように切られた。鬼はそのときの血を盃に溜めて飲んだ。そのため、今も包帯を口元に巻いている。
・簪1本で牢屋の木を削り脱走。そこへ炎柱が来て助けられた。ただ伊黒小芭内が逃げたために一族50人が殺された。
22巻より
・やり場のない思いはすべて鬼に向けた。誰かのために命をかけると自分が少しだけ「いいもの」になれた気がした。
・甘露寺蜜璃の存在に救われていた。鬼に協力し富を得ていた一族と同じ血が流れていること、家族を犠牲にして生き残ったことから、もし生まれ変わることができたなら想いを伝えたいと思っている。
▼あざが出てから一気に!
・強い握力で刀を赤く染めた。そこから反撃。途中で鬼舞辻無惨から一気に攻撃され、みんな瀕死の状態に。伊黒小芭内も両目を失明。
・蛇に目の代わりになってもらい、炭治郎と伊黒小芭内で鬼舞辻無惨をなんとか足止め。途中で鬼舞辻無惨の首に刀を突き刺している。蛇の技ってこんなにすごかったの?
22巻より
▼感想
・炭治郎のように家族を鬼に殺されて、鬼を憎んでいるのとはちょっと違うタイプ。鬼はもちろん憎いけれども、その鬼に取り入った自分の一族やその血が流れている自分自身も許せないんだな、と感じました。
22巻より
・甘露寺蜜璃が好きなのに、伝えられないのはそういう理由があったんですね。ただ他の人(炭治郎)が甘露寺と仲良くするのは面白くない、という人間らしい一面もいいです。
・鬼舞辻無惨が弱ってきているとはいえ、蛇の呼吸の技がすごい!体格に恵まれていない分、きっと技術があるタイプなのだと思うのですが、痣が出て握力を得たらこれほどとは。蛇の呼吸 参ノ型塒締め、どんな技かわからないが何か強そうな感じがします。
・甘露寺に想いを伝えずに走り去っていく。日頃冷たいのに仲間にお礼を言う、伊黒小芭内に死亡フラグがたっています。失明していますし…。かぶらまると一緒に生き残って欲しい。
今回は完全に趣味の回です。我慢しきれず書きました。23巻の発売を楽しみにしたいと思います。