OLお仕事日記

日常のこと、副業のこと、お仕事のこと、つれづれと書いています。

奥歯を一本抜きました(後編)

歯を抜いたあとの処置について補足します。

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インプラント

インプラントは歯茎にボルトを刺して骨に固定し、上に被せ物をします。

いいところは噛む力がボルトにかかるので、しっかりとものを噛むことができること。

ボルトにも種類があり、インプラントが安い歯医者の場合はボルトが聞いたことのない会社のものが多い印象でした。(ボルトが折れてしまうとよくないので、自身は少し値上がりしましたがストローマン製にしました。)

 

部分入れ歯

金具付きの疑歯をつけます。いいところは保険適用の入れ歯なら安価でつくれること。デメリットは毎日洗浄がいることと、食べているときに入れ歯がとれることがあることです。保険適用だと金具が銀色になるらしく、自費でつくるなら金具が目立たない色でつくれるそうです。

 

ブリッジ

抜けた歯の両サイドの歯を削ります。両サイドの歯の上に連なった疑歯をつけます。メリットはインプラントのような手術は不要で、入れ歯より強くかめます。

デメリットとしては費用がかかること、両サイドの歯に負担がかかることがあります。

 

 

ただ、最初の診断結果を聞いたあとでも、なんとか歯を抜かずに済む方法がないか模索していました。

 

他の病院に見てもらったり・・・

1日5回歯磨きしたり・・・

 

 

歯が割れていることがわかってから、2週間ほど割れたままで調べました。抜きたくない一心です。(過去抜いたことがあったらすんなり受け入れられたと思うのですが、抜いたことがなくひたすら恐怖でした)

 

そうすると今度は目の奥が痛くなり、また口の中に膿がたくさん出るようになってきました・・・。

目の奥の痛みは、上の歯が割れていたので溜まった膿が副鼻腔に流れ副鼻腔炎にもなっていることが原因でした。耳鼻科通いも始まりました。

 

頭痛がひどくなって日常的に頭痛薬が必要になってきたときに

「歯を抜こう。とりあえず治そう」。

やっと歯を抜く決意ができました。(ほんとチキンだな、わたし)

 

 

そしてもうこの際ならとインプラントに決めました。

 

口コミを調べて、目黒の歯医者へ。

 

歯医者でCTをしてもらい、抜歯の日程を決めました。

 

インプラントの場合、抜いたあと一旦直してからボルトを埋める場合が一般的なようです。自身もそのパターンで、まずは抜歯することに。

 

ーーーー手術当日。

まず歯のところに麻酔の針をさします。地味に痛い。

いよいよ抜くのかと思うと怖くて手が震えます、ああ抜きたくない・・・。

 

だんだんと麻酔で感覚がなくなってきました。

器具で歯をグラグラ揺らしてテコの原理で抜いているそうで、

口の中に器具が入ってきて、麻酔をしていても歯をグラグラさせていっているのがわかります。

ひー!ちょっと痛みもあったので麻酔を追加してもらいます。

グラグラ。グラグラ。

どうやら抜けたようです。その後虫歯菌に侵された歯の奥の骨を削っているそうで、骨を削る音がします。

ゴリゴリ。ゴリゴリ。

ひー!!!

 

このときに頭に浮かんだのは、三国志関羽

 

麻酔もせず、腕の治療で骨を削られるシーン。

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ゴリゴリ。ゴリゴリ。

手をグーッと握りしめて、我慢。

 

15分くらいで終了しました。

 

あとで聞くと、割れた歯がさらに割れて3分割くらいになっていたそうです。

破片もあったので、きれいにとってくれていたそうです。

 

その後は骨の再生を早くするためにコラーゲンをつけてもらい、終了。

 

怖かったのですが、抜いてよかったです。

 

1ヶ月ほどが経ち、現在では傷もすっかりふさがりました。

辛いもの・熱いものも平気です。このままの調子でいけばインプラントの埋め込みは春にはできそうです。

 

あと少しで新しい歯でしっかりと噛めると思うと、決断してよかったです。

インプラントは高いので医療費控除を申請して少しでも戻ってくるようにしたいと思います。

 

※前編はこちら 

yamako.hatenadiary.com