OLお仕事日記

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変わった間取りに住むメリットを考えた

 

間取り図に思うこと

私は間取り図を見るのが好きだ。

時間にゆとりがある時はよく間取り図を調べて、ベランダがついていていいな、とか、この間取りなら使いやすそう、とか、考えている。

間取りを見るとそこに暮らすことが想像できる。おしゃれな電球や、カーペットを敷いて雑誌に出てくるような家に憧れる。

 

今朝はchintaiを見ていた。すると新しい物件を見つけた。

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一体なんのために家に帰るのか。もしかするとトイレの神様が棲むのかもしれない。解説にはこう書いてある。

しかし、ここまで徹底的にトイレしかないと、このトイレが唯一の希望に見えてはこないだろうか。あなたが仕事でミスをしたとき、恋人に振られたとき、文字通り一番近くにいるのはこのトイレだ。どんなときもあなたの不浄を飲み込んでくれるこのトイレこそが一番の理解者となる。 

 

続いてY澤不動産の物件である。部屋にある唯一の設備はトイレである。

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こんな不思議な部屋に誰が住むのだろうか?

いや、違う、こうした部屋だからこそのメリットがきっとあるはずだ。変わった間取りの部屋に住むメリットを考えてみた。

 

変わった間取りに住むメリット

・賃貸用途が明確で、余計な設備が不要な場合

例えばトイレ部屋を例に挙げよう。

出社の途中、いつもある地点で猛烈にトイレに行きたくなることはないだろうか。きっと朝ごはんを食べてしばらくしてから訪れるため、いつも同じ地点でトイレを渇望するのではないだろうか。

だがその付近にはトイレを借りられるコンビニも、公園もない。そんな時に上記の物件があったら?

トイレに行ける!ヤッター! 

しかも用途以外の余計なものはいらないので、魅力的に映るのではないだろうか。

・人生経験が豊かになる

普通の人が借りない物件に住む分、きっと家具の配置や、暮らしがずいぶん変わってくるはずである。縦長トイレ物件の場合、広さがあるので、部屋の中でミニゴルフだってできそうである。変わった物件に住む分、話の幅は広がり、心が広くなるのではないだろうか。これは人生の財産になる。

・物件価格が安い

事故物件に住む理由を考えると、一番に家賃が安いことがある。一般的な賃貸価格の約半額にまでなることがある。

10万円くらいの物件が5万円だ。しかも長く住むほど価格が安いメリットが効いてくる。そうすると、こうした変わった間取り物件も、普通の物件より安い場合が多いため、良い場所に格安で住める可能性がある。しかも事故物件ではないので、ちょっとした物音に心配する必要がないのも魅力的だ。

 

まとめ

海外には築400年の物件が普通にあるそうだ。どんなに変わった家であっても住む人は必ずいるということなのだと思う。

それは家はあくまで入れ物であって、どんな所に住むかよりも、そこでどうやって生きるのか、の方が人生にとっては大切だからなのだと思う。

一度くらいは、そうした変わり物件に、直に触れていみたいものだ。(だがそれでも実際に住むのは、普通の物件がいいと思ってしまう自分はアリンコのように小さな存在であると、改めて気づいた)