鬼滅の刃23巻、もう最高すぎました……。
今更ですが、鬼滅の刃最終巻について書きます。
もう最高でした…。
最終巻は柱に炭治郎に伊之助に善逸にと、みんなが持てる限りの力を使って戦い、勝利するお話でした。どのシーンもほんとうに良くって、見返すたびに泣いていました。
- ▼最強の肉体を持ち太陽以外で殺すことができない無惨を倒すための夜明けまでの戦略
- ▼珠世さんが作った4つの薬
- ▼柱たちも致命傷を負いながら戦う
- ▼個人的にはあの善逸が最後まで頑張っているところにぐっと来ました!
- ▼太陽の光で無惨は滅びるも・・・
▼最強の肉体を持ち太陽以外で殺すことができない無惨を倒すための夜明けまでの戦略
・産屋敷耀哉が揺さぶり、先制攻撃。珠世の薬を使う隙を作る。
・珠世の薬で弱体化。
・無惨、4種の薬の分析・分解に力を使う。薬の効力で動きが鈍る。隊士の攻撃が有効になる。
・隊士たちが太陽の光りの当たる場所に足止め。猛攻により薬の分解に集中させない。(23巻はココから)
▼珠世さんが作った4つの薬
・人間返り
・老化
・分裂阻害
・細胞破壊
→人間返りが効かなかったら他の薬がより強力に働くようになる。人間返り・老化・分裂阻害で弱ったところに細胞破壊の薬が効き始める。
鬼滅の刃23巻より
無惨にとって本来なんでもない攻撃も、効くようになります。
赤い刀で斬ると無惨の回復が少し遅くなるのですが、最後の方には普通の刀である伊之助や善逸の攻撃も効くようになっていました。
▼柱たちも致命傷を負いながら戦う
鬼滅の刃23巻より
太陽が出はじめるまであと少し。炭治郎が渾身の突きで壁に無惨を突き刺します。押し込んでいないと逃げられてしまうので刀に力を込めます。
動けない炭治郎を守るために、甘露寺蜜理は無惨の腕を引きちぎります。
(最後は刀ではなく腕力で一撃を入れるあたりが堪りません!)
鬼滅の刃23巻より
無惨はなんとか逃げようと次は炭治郎を食べようとします。口を開けたところに、伊黒さんが間に入って「グシャッ」と身代わりに・・・!
(牙が頭にめり込んでる・・・ヒィィィ・・・)
鬼滅の刃23巻より
「放すな 手を放すな」
「刃を赫くするんだ 頼む」
最後の力を振り絞って刀を強く握る炭治郎。そこに片腕となった冨岡さんが現れて一緒に刀を握りしめます。
(あああああ!めっちゃいいシーンなのに、このシーンを見てセーラームーンの最終回が頭をよぎります!※クイン・ベリル戦で、死んだはずのセーラー戦士がうさぎの手をとって最後の一撃を放つシーン)
鬼滅の刃23巻より
悲鳴嶼行冥 は無惨の攻撃で片足を失いますが、太陽の光から逃れようとする無惨を鎖で引き止めます。このときにはもう片足で踏ん張れず、隠の隊士に体を支えられながら鎖を握っています。
▼個人的にはあの善逸が最後まで頑張っているところにぐっと来ました!
鬼滅の刃23巻より
怪我をしていても霹靂一閃を出し続け、炭治郎や伊之助を助けます。ここでは周りを励まし泣き言は一切言いません。あの善逸がここまで……!!(遊郭編で善逸は寝ているときに伊之助に的確なアドバイスをしていました。あれは偶然ではなくちゃんと善逸の一部なんですね。)
▼太陽の光で無惨は滅びるも・・・
全員の執念によって太陽の光にさらされた無惨は、最後は灰となって散っていきました。
鬼殺隊の勝利です。
全員が歓喜に沸く中、片腕を失って起き上がらない炭治郎。
悲しみにくれる冨岡義勇。
ふと気配を感じて顔をあげると、無惨から力を託され炭治郎は鬼になっていました。
「お前が滅ぼせ。私の代わりに 鬼狩りを」
鬼の炭治郎は太陽を克服し、背中から触覚が生えてきます。
そもそも日輪刀が鬼に有効なのは、太陽の光という弱点があるから。そのため日輪刀も炭治郎には効きません。まさしく無敵。
そこに禰豆子が現れ、炭治郎を止めます。炭治郎に噛みつかれ、手に怪我を負いながら炭治郎にしがみつき声をかけ続けます。そこにカナヲが現れ最後の人間に戻る薬を打ち込み、炭治郎は人間に戻るのです。
(炭治郎が鬼になって、今度は禰豆子が鬼となった兄をもとに戻す旅が始まる、みたいなラストになるのではないかとドキドキしました……!)
そしてエンディングへと続いていきます。
最後の戦いのあとの柱たちや、炭治郎、伊之助、善逸、禰豆子たちの暮らし。そして子孫たちのこと、どの1ページをとっても見ごたえがありました。最後の方は「鬼滅の刃がまだ終わってほしくない」その一心でした。
そしてラストの作者からのメッセージ。
漫画の中にこんなに素敵なメッセージを盛り込めるとは…。鬼滅の刃がこれほど流行って記録的な売上を出したのは、吾峠呼世晴さんの言葉が人の琴線に触れるものだからだと思いました。
きっと当分鬼滅ロスです。笑