OLお仕事日記

日常のこと、副業のこと、お仕事のこと、つれづれと書いています。

勝間式ネオ・ライフハック100。ぎゅっと詰まった良書でした。

 勝間和代さんの書籍を読みました。

 勝間さんが思うライフハック100個をまとめたもので、ロジカルで読んでいて「そうか!」と思うところが沢山ありました。

 

勝間和代さんとは?
経済評論家。株式会社監査と分析取締役。中央大学ビジネススクール客員教授。1968年東京生まれ。早稲田大学ファイナンスMBA慶應義塾大学商学部卒業。アーサー・アンダーセンマッキンゼー・アンド・カンパニーJPモルガンを経て独立。少子化問題、若者の雇用問題、ワーク・ライフ・バランス、ITを活用した個人の生産性向上など、幅広い分野で発言を行う。なりたい自分になるための教育プログラム「勝間塾」を主宰するかたわら、麻雀のプロ資格取得、東京・五反田にセミナールーム&キッチンスタジオ『クスクス』をオープンするなど、活躍の場がさらに拡大中。最近では、経済と効率化の知見と実体験、研究をもとにした家電、家事のアドバイスが人気。 
▼書籍の内容

Chapter1 問題解決・目標達成ハック!
       〈自分一人でがんばるな。環境と仕組みに注力しよう〉
Chapter2 時間管理ハック!
       〈快適な自由時間はいくらでも生み出せる〉
Chapter3 インプット・アウトプットハック!
       〈情報を正しく取捨選択しよう〉
Chapter4 お金ハック!
       〈一歩踏み出すだけで、ラクラク貯まる〉
Chapter5 思考法ハック!
       〈考え方を変えれば、どんどん幸せになれる〉
Chapter6 人間関係ハック!
       〈良好な人間関係が人生を楽しくする〉
Chapter7 片付け・料理ハック!
       〈ロジカル家事で生活を豊かにしよう〉
Chapter8 ヘルスハック!
       〈健康管理こそ未来への最大の投資〉

▼感想

勝間和代さんは効率化のプロです。効率化と目標達成を結びつけている考え方が、目からウロコでした。

例えば「ライフハック10 目標達成するには、努力の9倍の環境整備をする」の項目。努力することは10%くらいで、80%〜90%は目標を達成しやすくする環境を整えることが、重要とだと書かれています。(えっ!努力じゃないんだ!努力90%のイメージだった。汗)運動したいなら駅から遠いところに住む、ダイエットをするならお菓子やお酒を家に置かないといった具合です。「やろう!と思ってもできなくて、さらに出来ないことにさらに落ち込んで」みたいな負のループのときもあるのですが、環境を変えてみて、できなかったら更に出来ない要因を考えて行動しやすい環境をより作っていく、のはとても前向きだと思いました。

・「3分以内でできることは積み残さずにやる」これはあとでやろう!ではなく、やることがあったら先に3分以内でぱぱっとするほうが効率が良い、ということです。勝間さんの例ではyoutubeの動画の編集・アップロードを行う際、撮った直後の方が覚えているので、後からやるよりもずっと効率的にできるそうです。また3分以内でする、と決めているのでササッと終わるよう工夫していくことで、あらゆるTODOがサクサクと片付きます。自身はメールの返信がこの「あとでやろう!」パターン。だからいつまでも終わらないのですが、3分以内にすると決めてしまえば、ヌケモレもなくなると思います。

 ・良い選択をするためには、選択肢をたくさん用意すること、これだ!と思えるものと出会えるまで選択しないこと、間違った選択は必ずするからやり直ししやすいものを選ぶ。といったお話もありました。狭い範囲で選んでしまうことがありますが、もっと視野を広く持つことで結果的に後悔が少なくなると思います。

 

困ったことはググるが習慣でしたが、これからはこの書籍を検索すれば大抵の悩みは解決するように思います。それくらいぎゅっとつまった良書でした。